このほど開催された國務(wù)院総理弁公會では、國家発展計畫委員會による青蔵鉄道に関する報告を受けるとともに、青蔵鉄道の建設(shè)案に関する研究が行われた。參加者らは、青蔵鉄道の建設(shè)が西部地區(qū)、特に西蔵(チベット)地域の経済と社會の発展に役立ち、沿線に住む各民族の生活改善に大きな意義を持つものとなる、という認(rèn)識で一致した。
西蔵自治區(qū)のほとんどの地域は海抜4千メートル以上の場所に位置し、西蔵と他の地方との往來は、道路や航空機(jī)に頼らざるを得ない狀況が続いていた。このような交通インフラの後れが、同地區(qū)の経済や社會の発展を妨げる主要な一因となっていた。江沢民総書記は西蔵での鉄道建設(shè)問題に大きな関心を寄せており、2001年11月青蔵鉄道建設(shè)に関する談話を述べた際、「青蔵鉄道建設(shè)はぜひとも必要なプロジェクト。鉄道建設(shè)により、交通や観光が発展し、同地區(qū)と他の地域との経済および文化交流が活発になるものと期待している。同鉄道建設(shè)を速やかに実行する」と語った。また政府関係部門に対して、鉄道建設(shè)のための研究を急ぐとともに、多くの方法の比較分析を進(jìn)めるよう求めた。これを受けて國務(wù)院の擔(dān)當(dāng)部門を中心に、さらなる研究や実地視察などが進(jìn)められてきた。
國務(wù)院総理弁公會による青蔵鉄道建設(shè)案の審議にあたり、朱鎔基総理は、「20年以上に及ぶ改革解放を経て、中國の全體的な國力は著しく強(qiáng)化され、青蔵鉄道の建設(shè)に必要な経済力を身につけた。また長年にわたる科學(xué)研究やテストの結(jié)果、高原凍土帯における鉄道建設(shè)という難しい問題を解決することもできた。いくつかの鉄道建設(shè)案を総合的に比較した結(jié)果、青蔵鉄道の建設(shè)案は、投資額、工期、地形などの面を総合的に判斷した結(jié)果、建設(shè)可能であると判斷された。青蔵鉄道建設(shè)に向けた條件はすでに整っており、タイミングも良いと思われる」と述べた。
現(xiàn)在関係部門は、青蔵鉄道の速やかな建設(shè)開始を目指し、様々な分野の研究を進(jìn)め、重要問題に取り組むなど、全面的な準(zhǔn)備作業(yè)を続けている。
2001年2月9日
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