日本を公式訪問している全國人民代表大會常務委員會の李鵬委員長は4日午後、公明黨と神崎武法代表、保守黨の野田毅黨首とそれぞれ會見した。
會見で神崎代表は「21世紀を迎え、両國が未來に向けた友好関係を発展させていくためには、若い世代の教育に力を入れ、両國の伝統的友好関係を次の世代に伝えていくことが非常に重要だ」と指摘した。
また野田黨首は「保守黨は他の政黨とともに日中國交正常化30周年を祝う議員の會を発足した」と述べ、議員の會を通じた両國関係の発展に期待を示した。會見に同席した保守黨の二階俊博幹事長は、両國の國交正常化30周年を盛大に祝うため、今年9月に日本側から1萬人を中國に派遣、中國側からも5千人が訪日する計畫を紹介した。
李鵬委員長は「両國の人々が友好関係を世々代々伝えていくため、われわれは共に條件を築いていく必要がある。中日両國の若手議員を含む政治家たちは、交流を強化し、相互理解と相互信頼を深めていかなくてはならない」と強調した。
「人民網日本語版」2002年4月5日