鳥インフルエンザの流入を防ぐため、北京市政府は市內の各市場への監督を厳格にし、関係情報を常時発表するなど各種の予防対策を講じている。北京市政府の関係責任者は、北京市は鳥インフルエンザを高度に重視し、その感染と蔓延を防ぐため全力を上げていると話している。
鳥インフルエンザやその疑い例が発見された広西チワン族自治區、湖北省、湖南省では、地元政府は直ちに感染した地區を隔離し、その地區內の家禽をすべて処分し、消毒を徹底的に行った。これまで、以上の省では、鳥インフルエンザの蔓延や人への感染はまだ発見されていない。
香港特別行政區の周辺地區で鳥インフルエンザが発生したことから、行政區政府は再び鳥インフルエンザを予防する諸対策を発表した。
香港衛生福祉及び食物局の陳育徳事務次官は1月28日、鳥インフルエンザの香港での蔓延を防ぐため、各地の出入ヵ所や港で、人や家禽類などへの検査を厳格に行い、農場への監督も強化するなどの予防策を取っていると紹介した。
「CRI」より2004/01/30