安徽省合肥市の郭萬清市長は2月1日、市內舒城路にあるファーストフード店?肥西老母鶏快餐店を訪れて鶏料理を試食した。鳥インフルエンザのニュースが飛び交う中、「科學的な予防対策にこそつとめるべきで、むやみにおびえる必要はない」ことを自ら市民に示した。
ここ數日、國內外で鳥インフルエンザの流行が深刻化したことを受けて、國家質量監督検疫検験総局は安徽省産の家きん類を輸出停止とした。また多くの省?市では、省?市外から持ち込まれた生きた家きん類を出荷停止や屠殺処分としている。こうした狀況の中、合肥市では心配のあまり鶏肉を口にしない人が現れている。
農業が盛んな安徽省では、養殖産業が農業に占める比重が大きい。省內最大の家きん類集散地や消費市場がある合肥市では、今回の鳥インフルエンザ騒動により家きん類への信頼が低下した結果、養殖場や取引市場、外食産業に直接の影響が出ている。
「人民網日本語版」2004年2月3日