農業部は16日、これまでに鳥インフルエンザの感染が確認された49例がすべて封じ込めに成功したと発表した。同部の賈幼陵報道官(高病原性鳥インフルエンザ対策擔當)は同日、読者の関心が高い問題について、記者の質問に答えた。
――多くの人が懸念するように、中國は面積が広いので、「情報隠し」や「報告漏れ」の可能性があるのではないか。
これこそ、われわれが懸念している點だ。事実に即して言えば、今まで「情報隠し」が発覚した例はない。農業部はこれまで70數回にわたり、のべ210人の調査員を16省?市?自治區に派遣して、現地での対策活動を監督?指導した。世論や一般の人々による監視も重要な役割を果たしている。われわれは情報を迅速に公開し、鳥インフルエンザの危険性や予防?治療情報を広範囲にわたってPRしており、人々の防衛意識は高まっている。農業部が専用ホットラインを設置してからは、たくさんの情報が寄せられた。農業部は提供されたすべての情報に真剣に対処し、迅速に調査を進めるなど、細心の注意を払っている。
「人民網日本語版」2004年3月19日