北京市の最高気溫が33度にまで上がった29日、同市郊外の盧溝橋では、70歳を超える日本山妙法寺(東京都渋谷區)の僧侶、巖田隆造さんによる斷食と謝罪が、照りつける太陽の下で続いた。巖田さんの斷食はこの日で2日目。
巖田さんは抗日戦爭勝利60周年を迎えた2005年、中國を自費で初めて訪れ、北京、上海、天津、南京などで祈りと謝罪を行った。今回は二度目の訪中で、約2カ月の日程で上海、武漢、重慶、西安、洛陽、北京、哈爾濱(ハルビン)、大連などを訪れる。
巖田さんは1936年臺北生まれ。45歳の時に妙法寺で仏門に入った。
「人民網日本語版」2006年5月30日