青蔵鉄道は2001年に著工、線路敷設工事や試験運転の際には周囲數十キロという遠くから蔵(チベット)族が集まった。飛ぶように通り過ぎる列車を見るその目は、驚喜と期待に満ちていた。列車が家のそばを通る、という馬上民族の夢はもうすぐ実現する。7月1日に開通する青蔵鉄道は雪に覆われた高原に新たなチャンスと発展をもたらすだろう。
鉄橋を望む蔵族の老人
青蔵鉄道の建設現場で遊ぶ蔵族の子供たち
西蔵(チベット)北部、當雄県寧中郷に住む扎西さんは、家の目の前を青蔵鉄道が通る。彼は牧畜を止め、鉄道管理人になることを決めた。これで毎月數百元の補助金が手に入るという。
「人民網日本語版」2006年6月23日