先般西安市で閉幕した第11回中國東?西部協(xié)力?投資貿(mào)易商談會で、西部大開発がさらに強化されることが明らかにさられた。
今回の商談會に合わせて開催された西部大開発「十一?五（2006～2010年）」計畫の実施に関する會議の席で、國務院西部開発弁公室の馬凱主任は、全國地域発展全體戦略は実施段階に入っており、西部大開発は弱まるどころか、いっそう重要なものとなっていると述べ、これに対して再認識しなければならないと強調(diào)した。
馬凱主任はその際、次のように語った。
西部大開発は國の長期的な安定、科學的発展観および社會主義の調(diào)和のとれた社會の建設にかかわるものである。國の西部大開発戦略は揺るぎないものであり、西部大開発へのサポートも弱まることはない。このため、國は引き続き西部地域のインフラ整備を強化する。すでに著工した82件の重點プロジェクに1.1兆元の資金を投下したほか、交通、通信インフラおよび農(nóng)村のインフラ整備に力を入れており、毎年いくつかの新しい重點プロジェクトが著工できるようにしている。
政府関係部門は西部大開発に注力しているほか、ここ數(shù)年、東?西部の各省もさまざまな形で西部大開発に參與している。東部の省は一対一のサポート?協(xié)力などの形で積極的に西部大開発に取り組んでいる。
上海市を例に挙げれば、上海はここ數(shù)年、さまざまな優(yōu)位性のある企業(yè)による西部への投資を奨勵しており、上海のブランド、管理、資金などにおける優(yōu)位と西部地域の労働力、エネルギーなどの優(yōu)位の相互補完が実現(xiàn)されつつある。上海白貓グループは近年、三峽ダムの隣接地域に工場を建設し、地元の豊富な労働力やエネルギーを利用し、市場を拡大するとともに、地元の就業(yè)問題の解決にも寄與している。
データでは、2001年から2006年までの間に、上海市が西部の各省?自治區(qū)?直轄市と調(diào)印した重要協(xié)力プロジェクトは1602件、資金投下総額は1614億元に達している。
これと同時に、西部の各省?自治區(qū)も地元のソフトおよびハードの両面における環(huán)境改善に著手し、西部大開発の深化を促している。西部大開発「十一?五」計畫に関する今回の會議で、西部12の省、自治區(qū)、直轄市は一致してさらにインフラを改善する決意を表明した。
事実、西部大開発戦略はますます人々の関心を集めており、海外資金の西部地域への投資の意欲も高まっている。今回の商談會には、30余りの國と地域の4000人以上の業(yè)者が參加し、外資利用契約調(diào)印件數(shù)は119件、投資総額は26.58億ドルとなり、前回に比べて9.3％増となった。
「チャイナネット」2007年4月19日
