中國海洋石油株式公司は6日、親會社の中國海洋石油総公司とシンガポール石油(SPC)が提攜に調印し、南中國海の26/18エリアを共同開発することになったと発表した。製品の分割契約も調印された。SPCが中國領海での石油探査活動に參加するのは今回が初めて。人民日報系の北京紙「京華時報」が伝えた。
同エリアは南中國海東部海域の珠江口盆地に位置し、面積は4961平方キロ、水深は85~200メートル。契約により、SPCは同エリア內で試掘井の探索を行い、費用を100%負擔する。中海油は契約対象エリア內で発見されたすべての石油?天然ガス(商業利用するもの)について、最大51%の権利を有する。業界関係者は、中國が新たに実施した中外協力による海洋石油資源の採掘をめぐる輸出関稅政策によって、海外の石油?天然ガス大手の中國における石油探索への意欲が削がれたわけではないとみている。
「人民網日本語版」2007年8月7日??