ノーベル賞受賞者北京フォーラムが11日開幕した。このフォーラムに參加した経済學賞受賞者で「ユーロの父」と呼ばれるコロンビア大學のマンデル教授は北京市第八中學を訪れ、生徒と交流した。マンデル教授は最近の中國経済の運営情勢について「過熱傾向が現れたと言うのは時期尚早だ」と述べた。「新京報」が伝えた。
中國経済が過熱気味であるかどうかという點は、長い間議論の対象になってきた。これについてマンデル教授は過熱していないとの見方を示し、「中國経済の過熱傾向が現れたと言うのは時期尚早だ。歐米の一部では中國経済の過熱を口実に、投資家をかきたてており、中國経済は引き続き10%前後の成長率を維持するだろう」と述べた。
また注目を集める中國株式市場について、マンデル教授は「株式市場は常に上昇する時もあれば下降する時もある。永遠に強気市場を保つことは不可能で、あるタイミングに大きな変動がみられるだけだ」と述べた。
「人民網日本語版」2007年9月12日