米サブプライム危機で、中國の金融開放が変化することない
博鰲(ボアオ)アジアフォーラムには數多くの政界や工商業界の関係者や専門家、學者が參加して、それぞれの意見を発表している。
中國銀行業監督管理委員會の劉明康主席は「中國は米國のサブプライムローン危機発生から教訓を學ぶが、銀行業の対外開放の拡大や金融自由化の促進といった目標が変わることはない」と述べた。
中國工商銀行の姜建清董事長は「世間は米國のサブプライムローン危機が中國銀行業に與える影響を過大に評価しすぎだ。中國の銀行業がサブプライムローンで直接こうむった損失はそれほど大きくない。工商銀行がサブプライムローン危機で受けた損失は12億ドルだ」としている。
中國海洋石油総公司の傅成玉総経理は中國のエネルギー価格が低すぎるのではないかという疑問に答えて、中國の國情により、短期的にエネルギー価格を大幅に引き上げることは不可能だと述べている。エネルギーの安全は中國が直面している挑戦の一つだが、中國政府はこの問題を検討する際に現段階の中國が直面する環境全體を考慮しなければならず、インフレや低所得者層の生活保障といった問題と関連づけて全體的に検討する必要がある。
「人民網日本語版」2008年4月14日