上海駅では5日朝7時から、新しい自動券売機の試用が開始される。集中型の自動販売機を備える駅は全國の鉄道系統でも初めて。長江デルタ地區內の短距離列車の乗車券を購入する乗客は、この自動券売機で買い求めることができる。この自動券売機は、南広場にある一等席待合室と東南出口の間にあり、ガラス張りの建物は、明るく開放感がある。今日、5日より計9臺の自動券売機が試用開始され、上海駅および上海南駅を始発とする一部の列車のチケットを販売している。自動券売機の利用方法は、地下鉄にある自動券売機と類似しており、まず行き先を選び、次に料金を投入するといった具合で、使い方はいたって簡単で便利だ。今のところ使えるのは現金のみだが、今後は銀行カードでの支払いも可能になる予定だ。

　「人民網日本語版」2008年1月6日