|
國際金融危機の影響の下、2009年の中國経済情勢がどのようなものになるかに世界中が注目している。「市場報」が伝えた。
國務(wù)院の溫家寶総理は、今月5日に開幕した第11期全國人民代表大會（全人代）第2回會議で行った政府報告で、今年の政府の活動計畫に多くのページを割いている。経済成長率、都市部の新規(guī)就業(yè)者數(shù)、物価上昇率、國際収支という経済社會の発展における4つの目標(biāo)値、および財政と通貨に関するマクロ調(diào)整政策の計6點が、経済情勢を占う上で重要なポイントになるとみられる。
（１）経済成長率：ハードル高い成長率目標(biāo)値8％
政府の活動報告によると、09年中國経済の國內(nèi)総生産（GDP）成長率の目標(biāo)値は約8％。政府は5年連続で目標(biāo)値を8％に設(shè)定しているが、今年の狀況ではこの數(shù)字は相當(dāng)ハードルが高いものだ。
全人代代表を務(wù)める東北財経大學(xué)の艾洪徳校長によると、経済成長の周期的な調(diào)整や國際金融危機の影響などがあいまって、中國経済への減速圧力が増大している。成長率約8％は努力しなければ達成できない目標(biāo)であり、達成できなければ必要な雇用機會を生み出せず、経済?社會を順調(diào)な運営を?qū)g現(xiàn)することはできない。
同じく全人代代表を務(wù)める中國人民銀行済南支店の楊子強支店長は「中國経済はこのたびの経済低迷の中で、他に先駆けて回復(fù)に向かう」と述べつつ、「さきの一連の経済指標(biāo)には好転の兆しがみられたが、経済低迷が底を打って回復(fù)に向かったと判斷するにはなお不十分だ。今年6潤?7月が重要なチェックポイントになるとみられる」と注意を促す。
|
