ホーム>>経済>>視點(diǎn) |
國際金融危機(jī)、注意すべき4つの「後遺癥」 |
発信時(shí)間: 2009-03-30 | チャイナネット |
|
金融危機(jī)が広がる中、この危機(jī)がいつ底を打つかに世界各界の関心が集まっている。だが、はっきりとした答えは依然として出ていない。一方、危機(jī)のさらなる深刻化を受けて、國際金融危機(jī)対応の後遺癥に対する関心と反省の聲が高まっている。「國際金融報(bào)」が伝えた。 國家外匯管理局國際収支司の管濤?副司長は29日、「第17期中國?歐州 陸家嘴金融家サロン」に出席し、國際金融危機(jī)対応の後遺癥問題についての見方を発表した。管濤氏はこの中で、今後出現(xiàn)する可能性のある主な後遺癥として次の4つを挙げた。 (1)経済のバランスが金融危機(jī)後に回復(fù)するめどが立っていない。これまでの危機(jī)では米國の高消費(fèi)がほかの國を?qū)Гい莆C(jī)を脫していたが、今回はそうはいかない。米國のバランスシートの悪化はすでに明らかとなりつつある。 (2)道徳リスクが市場救済政策で膨張している。中央銀行が資産価格に干渉すべきかには議論がある上、個(gè)別のケースの救済とシステムリスクの防止にもジレンマがある。政府による救済と市場の適者生存原理とのぶつかり合いは深刻化し、政府の干渉と市場による激勵(lì)?制限との矛盾は激化している。非対稱的な干渉は道徳リスクの原因を作り出している。 (3)新たな國際貨幣システム構(gòu)築への呼びかけが世界中で高まっているにもかかわらず、ドル本位制から抜け出すことがなかなかできていない。ドルの主導(dǎo)的地位は短期的にはほかの貨幣では代替されない見込みだ。ドルの氾濫(はんらん)は、インフレと貨幣価値下落のリスクをもたらす。 (4)金融危機(jī)と各種の市場救済措置は、デフレ局面がインフレ局面に転換するリスクを引き起こす可能性がある。 今後出現(xiàn)する可能性のあるこれらの後遺癥に対して、管濤氏は次のような対応措置を提出した。第一に、長期的な政策と短期的な政策を結(jié)合すること。第二に、政策の柔軟性と展望性を維持すること。第三に、経済構(gòu)造の調(diào)整を加速させること。第四に、市場の調(diào)節(jié)作用を発揮させること。第五に、國際貨幣システムの改革を推進(jìn)し、中國を積極的にそれに參加させること。 「人民網(wǎng)日本語版」2009年3月30日 |
|