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25日、英首相の特使として中國を訪れたデービス貿(mào)易投資擔(dān)當(dāng)相と北京中南海の紫光閣で會(huì)見する王岐山副総理 |
英紙「タイムズ」は27日、中國國務(wù)院の王岐山副総理の署名が入った「主要20カ國は自らの必要だけを見ていてはならない」という文章を掲載した。王副総理はこの中で、「まもなく開かれるロンドン金融サミットは危機(jī)対応のため、國際社會(huì)が協(xié)力して困難を乗り越えるというシグナルを送るべきだ」と指摘した。王副総理はさらに、國際金融システムの改革を國際社會(huì)は大きく推進(jìn)していくべきだとの見方を示した。「中國証券報(bào)」が伝えた。
王副総理はこの中で、「中國は今後も、力強(qiáng)い措置を打ち出し、安定的で急速な経済発展を維持し、世界経済のできるだけ早い苦境脫出に貢獻(xiàn)していく」との決意を示した。
また王副総理は、「目下の困難を克服するためには、國際社會(huì)はマクロ経済政策の協(xié)調(diào)をさらに強(qiáng)化しなければならない」と指摘した。経済のグローバル化が不可逆的なものであることを國際社會(huì)は正視し、貿(mào)易?投資面での各種の保護(hù)主義に反対するための現(xiàn)実的な行動(dòng)を取るべきだ。さらに國際社會(huì)は、國際金融システムの改革を大きく進(jìn)め、國際金融機(jī)関の管理構(gòu)造の調(diào)整に力を入れ、発展途上國の代表性と発言権を高めなければならない。サミットでは、これについてのはっきりとした目標(biāo)とタイムテーブル、ロードマップを作成する必要がある。
さらに王副総理は、國際通貨基金(IMF)の資金源増加の問題について、「資金の安全確保と合理的な収益という前提の下、中國はIMFの増資をサポートしていく」との立場を示した。増資方式についてはまず、増額の割り當(dāng)てを考慮する必要がある。短期的な増資が無理な場合には、現(xiàn)在の割り當(dāng)てによって増資額を決定すべきだ。割り當(dāng)て増資が現(xiàn)在の必要分に満たなければ、債券の発行を始めることが考えられる。中國はこの債券を買う用意がある。資金の利用にあたっては、能力の向上を強(qiáng)化し、管理構(gòu)造の改革を進(jìn)めることを考えるべきだ。
「人民網(wǎng)日本語版」2009年3月30日