中國エネルギー局はこのほど、「中華人民共和國建國からこれまでに、中國のエネルギー産業(yè)は、石炭を主體とし、電力を中心とし、石油?天然ガスと再生可能エネルギーを全面的に発展させるという局面を形成してきた」との見方を示した。エネルギーの自給率は9割以上に達(dá)し、中國の一次エネルギー資源の生産量は建國前の100倍以上に拡大した。「中國新聞網(wǎng)」が伝えた。

　中國建國當(dāng)時(shí)、農(nóng)村地區(qū)にはほとんど電気が通っていなかった。1949年の全國平均一人當(dāng)たりの生活電力消費(fèi)は1キロワット時(shí)に満たなかった。住民の生活用エネルギーは主に、薪（まき）や石炭によってまかなわれていた。改革開放前、生活用商品エネルギーのうち石炭の比率は9割以上に達(dá)していた。

　改革開放は、中國住民の生活用エネルギーを、量と質(zhì)の両面で大きく変えた。バイオエネルギーと石炭を主體とした従來のエネルギー構(gòu)成から、電力?液化石油ガス?天然ガス?石炭?先端バイオエネルギーなどの多種類のエネルギーが共存する局面への変化が起こり。優(yōu)良なエネルギーが生活用エネルギーに占める比率も上がった。

　住民の生活レベルが上がったことで、一般の人々の家庭に自家用車が入り込むようになった。中國の民間自動(dòng)車の臺(tái)數(shù)は1949年の5萬臺(tái)から2008年末の5千萬臺(tái)余りに増えた。家庭での石油消費(fèi)もランプ用の石油から、炊事用のLPガスや車用のガソリンやディーゼル油に変わった。

　エネルギーの生産供給能力も不斷に高まり、経済発展を力強(qiáng)く支えるものとなっている。中國の石炭生産量は多年にわたって世界一を保ち、08年には27億9千萬トンに達(dá)し、1949年の87倍を誇っている。石油?天然ガスの生産量も著実に上がり、08年の原油生産量は1億9千萬トンで、1949年の1600倍余りにおよぶ世界第5位となった。

　電力工業(yè)も飛躍的な発展を見せている。08年の発電設(shè)備容量と年間発電量は1949年のそれぞれ460倍と800倍余りにのぼった。発電設(shè)備容量は世界第2位につけている。