中鉄二院工程集団は29日、新たに建設(shè)される川蔵線（四川省?西蔵）の成都?朝陽湖區(qū)間の環(huán)境影響評(píng)価報(bào)告が正式に公開されたことを発表した。同報(bào)告では、鉄道の建設(shè)規(guī)模や詳しいルート、設(shè)置される駅などが初めて明らかにされた。川蔵鉄道の成都?朝陽湖區(qū)間は今年9月に起工される予定だ。完成すれば、成都市街から蒲江まではわずか30分で行くことができるようになる。全線開通後は、成都からラサまでが8時(shí)間余りでつながれることになる。「北京青年報(bào)」が伝えた。

　▽路線：成都―雅安―ラサ

　川蔵鉄道の全長は1629キロ。そのうち四川省內(nèi)は650キロとなる。単線の電化鉄道として建設(shè)されるが、成都付近の一部區(qū)間で2本の線路が敷かれる。設(shè)計(jì)速度は時(shí)速200キロが目安となる。成都西から朝陽湖へのルートは、成都から溫江とチョンライを経て、蒲江?朝陽湖に至る。朝陽湖を過ぎてからは引き続き西に向かい、雅安?康定?理塘?左貢?波密?林芝を通ってラサに至る。