P&G?シマンテック?ソニー?ペプシなどグローバル企業22社と商務部は9日、「中國アウトソーシング産業促進協力覚書」に第13回中國國際投資貿易商談會で共同調印した。グローバル企業が業務を中國にアウトソーシングすることを奨勵し、人材資源の優位性とグローバル企業の発展戦略とを結び付け、中國アウトソーシング産業の発展を推進するねらいだ?!钢袊侣劸W」が伝えた。
商務部はこの前にも、中國に展開するグローバル企業70社余りと同様の協力覚書を結んでいる。アウトソーシング分野で中國と協力するグローバル企業はすでに約100社にのぼる。
商務部の陳健?副部長によると、國際アウトソーシングを主要業務とする中國企業は今年6月までに6600社を超え、従業員は121萬人を超えた。今年上半期のこの分野の業務総額は25億6千萬ドルに達し、昨年同期から3分の1近くの成長となった。新規就職者は30萬人近くに達している。
陳副部長によると、アウトソーシング業は、情報技術の要素が強く、付加価値が高く、資源消費が低く、労働力の吸収率が強いなどの特徴を持ち、その將來性は明るい。
中國人民銀行や商務部などの6部門は9日、通知を発表し、貸し付け?融資?外貨などでの支援をアウトソーシング産業に向けて提供するよう各金融機関に求めた。アウトソーシング企業は今後、革新的な貸出政策や國內外での株式上場、外貨収支の審査簡易化などのサービスを受けることができる。関係者によると、政策の整備と革新とが今後も進み、アウトソーシング産業の発展を支援する國家の政策措置がさらに普及?実現すれば、中國のアウトソーシング産業は一層のランクアップを実現できる見込みだ。
「人民網日本語版」2009年9月10日