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世界的視點からみた中國経済
発信時間: 2009-09-14 | チャイナネット

 ▽中國は世界の経済成長の重要な駆動力

 およそ一年前、米國のリーマン?ブラザーズが経営破綻し、國際金融危機が世界に広がった。

 一年後の今月10日から12日にかけて、世界経済を如実に反映する場として名高い世界経済フォーラム(WEF)の新リーダーによる第3回年次総會(2009年夏季ダボス年次総會、夏季ダボス會議)が遼寧省大連市で開催された。86の國と地域から1400人を超える政治?経済?科學技術各界の代表が參加し、「成長の回復」をテーマに話し合いを行った。開催日程表をみると、「中國の経済成長の世界的な影響」といった中國関連のテーマが多いことが目を引く。參加者は、中國経済が100年に1度といわれる國際金融危機に遭遇しながら、他國に先駆けて復興を遂げたことを口々に賞賛し、中國経済の行方にますます注目が集まった。

 今年上半期、中國の國內総生産(GDP)は前年同期比7.1%増加した。世界の主な経済體が成長への力を失い、マイナス成長にさえ陥っている情況の中で、中國の躍進ぶりは大いに注目された。國家統計局が11日に発表した今年1ー8月の主要経済データからは、中國経済の緩やかな回復ぶりが一層はっきりとうかがえる。

 総會に出席した國務院の溫家寶総理は「今回の100年に1度といわれる國際金融危機が中國経済に與えた打撃は非常に大きい。われわれは、難局に立ち向かい、落ち著いて対処し、すでに初歩的な成果を上げたと固く信じている」と述べた。

 WEF北京代表機関の韋瑞竜?首席代表は「中國経済の情況は予想していたよりもよい。中國は世界にこうした確信を植え付けつつある。今はこうした確信をうち立てることが非常に重要だ。中國政府はこうした點について多くの努力を重ねている」と述べた。

 シンガポールの呉作棟?國務資政によると、7.1%の成長率は敬服すべき成果であり、中國が下半期には、通年の成長率8%の維持という目標を達成することは確実だという。

 今回の年次総會では、アジアの新リーダーに関する世界規模の調査結果報告が発表された。回答者の7割が、2020年までは中國を中心としたアジアが、世界の経済體の中で最も影響力をもつ地域になるとの見方を示した。

 アジア開発銀行(ADB)の趙暁宇副行長(副総裁)は「アジアはこれからの10年間、世界の経済成長において非常に重要な役割を擔うことになる。中國が非常に重要な成長の駆動力の一つであることは明白だ。アジア開発銀行の予測では、2040年までに世界の四大経済體のうちの3つがアジアの経済體となる。すなわち中國、インド、日本で、世界の成長に大きな貢獻をするものとみられる」と述べた。

 証券會社バークレイズ?キャピタルのジョン?バーリー副総裁によると、中國政府が打ち出した4兆元の経済刺激プランは、中國が金融危機に対処するための措置であるだけでなく、世界規模で大國の責任を引き受けようとすることの現れでもあるという。

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