業(yè)界が10年以上にわたり待ち望んでいた証券取引所の創(chuàng)業(yè)ボードが、このほどついに開(kāi)設(shè)される運(yùn)びとなった。中國(guó)証券監(jiān)督管理委員會(huì)（証監(jiān)會(huì)）の創(chuàng)業(yè)ボード発行審査委員會(huì)が17日に開(kāi)催され、ベンチャー企業(yè)7社の新規(guī)株式公開(kāi)（IPO）の申請(qǐng)を?qū)彇摔贰⒊姓J(rèn)した。承認(rèn)を受けたのは、北京立思辰科技株式有限公司、楽普（北京）醫(yī)療器械株式有限公司、北京神州泰岳軟件株式有限公司、青島特鋭徳電気有限公司、上海佳豪船舶工程設(shè)計(jì)有限公司、南方風(fēng)機(jī)株式有限公司、重慶萊美薬業(yè)株式有限公司。中新網(wǎng)が伝えた。

　この「生きのいい」創(chuàng)業(yè)ボード企業(yè)7社について、ある証券関連メディアは「注目すべき3つの特徴がみられる」と報(bào)じた。上場(chǎng)に先立って発表された資料などをみると、7社にはいずれも粗利益率が高く、資産収益率が高く、売上高の伸びが大きく、抱えるリスクも大きいという特徴がみられる。また7社のうち北京に本社を置く企業(yè)が3社と最も多かった。

　創(chuàng)業(yè)ボードがいよいよ開(kāi)設(shè)されるとの情報(bào)が流れると、市場(chǎng)が真っ先に素早い反応を示し、先週11日にはベンチャー投資関連13銘柄が急激に値上がりしてストップ高となった。

　証監(jiān)會(huì)が8月19日に発表した公告によると、第1期創(chuàng)業(yè)ボード発行審査委員會(huì)の委員は35人。証監(jiān)會(huì)の尚福林主席が以前に述べたところによると、同委が公平さと公正さを保てるか、業(yè)務(wù)をまじめにするか、専門業(yè)務(wù)に専念するかということは、創(chuàng)業(yè)ボード上場(chǎng)企業(yè)の全體的な質(zhì)に直接関わることであり、創(chuàng)業(yè)ボード市場(chǎng)の長(zhǎng)期的な発展に関わることである。よって、同委の専門家はメーンボードの発行審査委員會(huì)に比べて、専門家の占める比率が目立って高く、會(huì)計(jì)士は5人も多い。大學(xué)の學(xué)長(zhǎng)や研究所の博士過(guò)程指導(dǎo)教員もおり、ハイテク分野の高い専門性を備えた創(chuàng)業(yè)ボード企業(yè)の特徴にみあった布陣となっている。

　17日の発行審査委員會(huì)が終わると、翌18日にはさらに6社が審査を受ける予定だ。ある資料によると、この第2陣の6社は、株式発行の規(guī)模が第1陣の7社より小さく、最大でも2200萬(wàn)株にとどまり、最小では1362萬(wàn)4千株になるという。また募集資金は最多が2億2千萬(wàn)元、最少が1億4千萬(wàn)元で、6社を合わせても11億2900萬(wàn)元で、第1陣の7社の募集資金の半分ほどにとどまるという。