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建國60年農業部、中國農業部の陳暁華?副部長と陳萌山?総経済師は26日、國慶節向けに設けられた北京のプレスセンターで、中華人民共和國の建國60年以來とりわけ改革開放30年以來の中國農業の発展?成果について國內外の記者に説明した。「中國新聞網」が伝えた。
陳副部長によると、中國農業にここ60年で起こった変化としては次の6つが挙げられる。
(1)農産物の供給の方面。長期的に不足していた主要農産物は需給均衡が実現され、需要を上回る豊作となる年も多い。中國の食糧総生産は、1949年の1億1320萬トンから2008年の5億2850萬トンに増加した。中國人は、13億人の食糧問題を自力で著実に解決した。
(2)農業の発展方式の方面。農業発展は、粗放生産から集約化生産へと転換された。農業に対する科學技術の貢獻率は50%に達した。農業の機械化は急速に推進され、耕作?植付け?収穫の総合機械化レベルは08年までに45%に達した。
(3)農村経済の構造の方面。農村経済は、一次産業中心型から三次産業協調型へと発展した。郷鎮企業も次々と現れ、GDPに占める郷鎮企業の割合は08年には28%に達した。農村労働力は徐々に移動し、農民工(農村出身の出稼ぎ労働者)は産業労働者の重要な一部分となっている。
(4)農民の収入の方面。農民の生活は、衣食が満ちていない狀態から「小康(ややゆとりのある狀態)」へとほぼ移行した。中國農民の一人當たり純収入は1949年の44元から2008年の4761元へと拡大した。農村の貧困人口は大きく減少し、國連のミレニアム開発目標を率先して達成した。
(5)農村の體制の方面。農村の経済制度は、自給自足の小農経済から社會主義市場経済へと移行した。市場経済體制に見合った農業マクロ調整システム?行政管理體制?法律制度?支援保護政策システムが初期的に形成されている。
(6)都市と農村との関係の方面。都市と農村の経済?社會は、二元構造だった段階から一體化體制の構築を加速する段階へと発展した。公共財政と公共サービスによる利益が農村にももたらされるようになった。
陳副部長によると、以上6つの変化のほか、農業の対外開放がますます深まっていることも特筆される。中國はすでに、世界第四の農産物輸入國、世界第五の農産物輸出國となっている。(編集MA)
「人民網日本語版」2009年9月27日