中國人民銀行(中央銀行)が14日に発表した金融統計データによると、今年9月には人民元建ての各種貸付金が新たに5167億元増加した。また9月末現在の外貨準備殘高は2兆2726億ドルに達した。
統計によると、9月末現在、金融機関の人民元建て各種貸付金の殘高は39兆400億元に上り、前年同期比34.16%増加した。増加率は昨年末を15.43ポイント、前月末を0.05ポイント、それぞれ上回った。1-9月の人民元建て貸付金の増加額は8兆6700億元に達し、前年同期より5兆1900億元多かった。
1-9月の外貨準備増加額は3266億ドルで、前年同期より507億ドル少なかった。9月単月の増加額は618億ドルだった。
9月末現在の広義マネーサプライ(M2)は58兆5400億元で、前年同月比29.31%増加し、増加率は前年末を11.49ポイント、前月末を0.78ポイント上回った。狹義マネーサプライ(M1)は20兆1700億元で、前年同月比29.51%増加し、増加率は前年末を20.45ポイント、前月末を1.79ポイント、それぞれ上回った。流通現金(M0)は3兆6800億元で前年同月比15.96%増加した。
「人民網日本語版」2009年10月15日 |