國家観光局、中國旅遊研究院が15日発表した今年第3四半期（7-9月）の全國の旅行者の満足度に関する調(diào)査報(bào)告によると、國內(nèi)旅行は若年化の傾向がより一層顕著になり、遠(yuǎn)距離旅行の割合が高まり、一人あたりの消費(fèi)額が増加しているという。新華社のウェブサイト「新華網(wǎng)」が伝えた。

　同報(bào)告によると、現(xiàn)在の國內(nèi)旅行者には高學(xué)歴化、若年化といった特徴がはっきりとみられ、最終學(xué)歴が大學(xué)卒業(yè)以上の人の割合が75.4％、學(xué)生が14.2％に達(dá)した。

　國內(nèi)旅行者は遠(yuǎn)距離旅行と近距離旅行のと二局に分かれて発展しており、150キロ以內(nèi)の近距離旅行の割合が22％、1千キロ以上の遠(yuǎn)距離旅行の割合が28.1％に達(dá)した。旅行期間は2-3日間が37.3％。1カ月以內(nèi)が28.2％を占めた。

　家族旅行の割合が高く42.6％を占めた。旅行の目的では観光が47.6％を占め、レジャーの35.6％を上回った。一人あたりの消費(fèi)額は1千元以上2千元以下が28.6％を占めた。消費(fèi)構(gòu)造をみると、支出が最も大きいのは交通費(fèi)、次は観光施設(shè)の入場(chǎng)料だった。また旅行の低料金化やネットワーク化の傾向が続いている。

　今回の報(bào)告は、旅行者に対するアンケート調(diào)査、インターネットによる分析、苦情や品質(zhì)管理に関する調(diào)査研究、企業(yè)へのインタビューなどさまざまな調(diào)査方法を利用して作成された。データ分析の結(jié)果、旅行者の満足度総合指數(shù)は79.07ポイントとなり、「満足した」といえるレベルに達(dá)した。

　サンプルを採取した50都市のうち、北京、承徳、杭州、珠海などの都市の満足度指數(shù)が比較的高かった。若年者の満足度は高齢者より高く、家族や友人と旅行したときの満足度が最も高かった。また調(diào)査サンプルでは、國內(nèi)旅行者の50％が旅行中になんらかの不満を抱き、苦情を言ったという人が約20.7％に達(dá)した。

　「人民網(wǎng)日本語版」2009年10月16日