國家統(tǒng)計(jì)局の姚景源チーフエコノミストは、20日行われた成長する中國をテーマとしたサミットの第12回年次総會(huì)で「中國には今年、インフレは出現(xiàn)しなかった」と指摘するとともに、データを示して、11月には消費(fèi)者物価指數(shù)(CPI)が10カ月続いたマイナスから一転してプラスに転じたことを明らかにした。「國際金融報(bào)」が伝えた。
姚チーフエコノミストは、経済成長率、失業(yè)率、物価上昇率、國際収支バランスの各情況から、今年の中國のマクロ経済を評価した。一方では一連の経済刺激措置が大きな成果を収めたことを評価しつつ、一方ではより多くの深層レベルの問題がなお根本的な解決に至らず、危機(jī)意識(shí)を高める必要があるとの見方を示した。
姚チーフエコノミストは「來年の経済に関する業(yè)務(wù)では次の5點(diǎn)に注意する必要がある」と指摘し、(1)経済業(yè)務(wù)全體について質(zhì)?効率の向上に一層の注意を払うこと(2)経済構(gòu)造の調(diào)整と発展方式の転換とに一層の注意を払うこと(3)社會(huì)の安定を維持すること(4)安定をはかること(5)経済の急速な成長を維持すること、を挙げた。
姚チーフエコノミストは次のように指摘した。來年の経済任務(wù)遂行の中心は発展モデルの転換にある。生産の観點(diǎn)からみると、これまで長期間にわたり第二次産業(yè)に依拠してきた中國経済を、第一次産業(yè)、第二次産業(yè)、第三次産業(yè)に幅広く依拠するモデルへと転換させることが必要だ。ニーズの観點(diǎn)からみると、消費(fèi)を成長牽引の重要なパワーにすることが必要だ。消費(fèi)の拡大は成長モデル転換の重要なプロセスだといえる。最後に必要なのは、これまでの物的資源の投入に依存してきた経済成長モデルを、獨(dú)自開発能力の向上や科學(xué)技術(shù)の進(jìn)歩に依拠したモデルへと転換させることだ。
「人民網(wǎng)日本語版」2009年12月21日 |