國務院が打ち出した観光業の急速な発展に関する意見を全面的に実施する初めての年である2010年、國は観光業の総収入目標を前年比12%増加の1兆4400億元と設定した。また関連産業で新たに50萬人の雇用を達成することも目標に掲げた。
國家観光局の邵敘?偉局長は25日に行われた2010年全國観光業務會議で次のように述べた。2010年には國內観光業が安定した急成長を保ち、海外から中國を訪れる入境観光市場が全面的に回復し、中國から海外を訪れる出境観光市場は引き続き緩やかに発展するとみられる。通年の発展目標は、國內観光客數を前年比13%増ののべ21億5000萬人、國內観光収入を同13%増の1兆1500億元とし、入境観光客數を同5%増ののべ1億3200萬人、このうち一泊以上滯在する観光客數を同7%増ののべ5450萬人とし、外貨収入を同8%増の430億ドル、海外への出境観光客數を同7%増ののべ5100萬人とする。
邵局長によると、各級観光部門は今年、國內、入境、出境の三大市場の関連づけを正確に行い、観光業発展モデルの転換を達成し、業務の重點を國內旅行に移すことが必要だという。
また邵局長によると、今年は地域単位で観光業の改革?刷新を推進する必要がある。海南省、広西チワン族自治區、雲南省などでは、観光業総合改革モデル事業を急ぎ推進する必要があり、広東省、福建省、天津市、四川省成都市と重慶市、湖北省武漢市、湖南省長沙、株洲、湘潭の各市などでは、改革開放と密接に結びついた先行モデル事業を進める必要がある。また河南省、江蘇省、浙江省、山東省などでは、條件を満たした地域で観光業の改革プロセスを加速させる必要がある。
「人民網日本語版」2010年1月25日 |