広州自動車グループの曽慶洪社長は、「自動車のリコールは企業の社會的責任だ」と語り、中國自動車生産業界のリコール體制を健全化させるよう呼びかけた。

　全人代の代表でもある、曽慶洪社長は、8日北京で國內外の記者の取材を受けた。席上、トヨタのリコール問題がもっとも多く聞かれました。曽社長は、「トヨタのリコール問題にかなり注目をしている。共同経営するパートナーとして、トヨタのイメージの回復に勵んでいる」と語った。

　故障車のリコールについて、曽社長はそれが企業の社會的責任であり、消費者の権利を守る手段だと主張した上で、中國企業は品質問題の検査方法を健全化させ、リコール體制の整備を急いでほしいと呼びかけた。

「中國國際放送局　日本語部」2010年3月9日