2010年北京國際モーターショーが2010年4月23日~5月2日に、北京中國國際展覧センターで開催されることになっている。
北京國際モーターショーで、自主ブランドがネット利用者の注目を集めている。中でも最も関心度が高いのは吉利で、BYD、奇瑞が2位と3位に続く。上海汽車はゼネラルモーターズ(GM)の株式を1%取得し、BYDはベンツと提攜し、吉利はボルボを買収するなど、2009年末以降、自主ブランドは買収や吸収合併、提攜などを通じ自身のブランドイメージを急速に高めている。北京國際モーターショーは、この半年の自主ブランドの成果を示す最初の場となるに違いない。自動車情報サイト「易車網」の調査によると、多くのネット利用者が北京國際モーターショーで自主ブランドの最新の成果が見られることを期待している。
今回の調査結果のもう一つの特徴は、日系ブランドの関心度が急激に低下し、ドイツブランドの関心度が2位に一気に順位を上げていることだ。日系ブランドは3位につけているが、その関心度は9.9%で、2位のドイツに大きく差をつけられ、ドイツのわずか4分の1となっている。トヨタの信用低下により、中國國內の日系ブランド車は全面的に影響を受け、ネット利用者の広州ホンダと東風ホンダへの関心度もそれぞれ下位2位と3位となっている。ドイツブランドの注目度の上昇に伴い、南北VW(南の上海VWと北の一汽VW)の注目度も上海GMを上回った。