日本を訪れた中國観光客をよりよくもてなすために、日本の有名ビジネスホテルチェーン「東橫イン」は、北海道札幌市內(nèi)に「中國人専用ホテル」をオープンさせた。日本でどこかの國の観光客に特化したホテルがオープンするのは初めてのことだ。「環(huán)球時報」が伝えた。

　「読売新聞」の1日の報道によると、東橫インは全國に約220店舗を構(gòu)え、札幌市內(nèi)には5店舗がある。北海道を訪れる中國人観光客の増加に伴い、東橫インは店舗のひとつを中國人専用に改裝し、今月1日から営業(yè)を始めた。オープン初日にすぐに団體客の予約が入ったという。

　報道によると、中國人観光客によりよいサービスを提供するため、同ホテルのフロントと廚房のスタッフは全員が中國人だ。ホテル內(nèi)の説明表記はすべて中國語で、全室でテレビの中國語番組が見られる。中國人観光客は家族単位での旅行が多いことをふまえ、客室の多くが3人家族向けに改裝された。朝食には中華料理が加えられ、銀聯(lián)カードでチェックアウトができる。今後もスタッフには中國人を採用して、ホテルの管理を進(jìn)めていくという。

　日本の公式の統(tǒng)計によると、ここ數(shù)年來、北海道を訪れる中國人観光客が大幅に増加している。2008年は4萬7千人で、1998年の25倍に達(dá)した。

　「人民網(wǎng)日本語版」2010年6月3日