中國の中央銀行である中國人民銀行が11日発表したデータによると、今年の上半期、中國の金融機関の人民元の貸付額は4兆6300億元増加した。
6月末までの金融機関の人民元貸付高は44兆6100億元に達し、去年同期より18%以上増加した。これに対して、中國人民銀行通貨政策委員會は「上半期中國の通貨貸付は合理的に成長し、銀行システムの流動性は基本的に適切である」としている。中國は今後も、適度に通貨緩和政策を実施し、通貨貸付の適切な成長を保つとともに、その構造を引き続き調整し、最適化していく。
また、6月末までの金融機関の人民元の預金高は67兆4100億元で、去年同期より19%増加した。
「中國國際放送局 日本語部」より2010年7月11日