長年にわたり、中國自動(dòng)車市場ではミドルエンド?ハイエンド市場を合弁ブランドが占拠し、中國獨(dú)自ブランドはローエンド市場で必死になる、という狀況が続いていた。ここ數(shù)年で中國の自動(dòng)車市場は爆発的な成長を遂げ、合弁ブランドが販売市場のシェアを次々に奪い取ってきた。獨(dú)自ブランドは新たな局面でどのように発展を遂げるか。これは中國の自動(dòng)車メーカーにとって大きな試練だ。「人民日?qǐng)?bào)」海外版が伝えた。
▽上を見始めた獨(dú)自ブランド
長春市(吉林省)に住む張立さんは、このほど同市で行われた第7回中國(長春)國際自動(dòng)車博覧會(huì)の會(huì)場で「8萬元前後の車を買うつもりで博覧會(huì)に來た。もともと國産車を考えていたが、會(huì)場を回ってみると合弁ブランドの自動(dòng)車にも10萬元を切る車種があり迷っている」と話した。張さんのように獨(dú)自ブランドと合弁ブランドの位置づけを改めるという人は多い。こうした人々は合弁ブランド車の多くが、以前ほど高価で手が出ないものでなくなったことに気づいたのだ。同博覧會(huì)では東風(fēng)日産の打ち出した小型車「マーチ」が、7萬元から10萬元の販売予定価格で大きな注目を浴び、多くの獨(dú)自ブランド車にとっては市場シェアを奪われる脅威となった。
合弁ブランドが低価格の乗用車を発展させているのとは対照的に、低価格車から身を起こした吉利、長城、奇瑞などの獨(dú)自ブランドはミドル?ハイエンド市場へと歩みを進(jìn)めている。
今回の博覧會(huì)では、吉利のブースに展示された中型セダン「帝豪EC8」の前に人だかりが出來た。スタッフによると、これは帝豪シリーズ初の高級(jí)タイプCクラスビジネス車で、エンジンは2.0リットルと2.4リットルの2タイプあり、6速オートマチックを搭載している。吉利が開発した自動(dòng)車としては排気量が過去最大のものだ。