新華社通信によると、國際通貨基金?IMFのチーフエコノミストを努めるブランシャール氏は6日、「世界経済は回復(fù)しているものの、下振れのリスクがある。世界各國が経済と貿(mào)易の面で協(xié)調(diào)と協(xié)力を強(qiáng)化すべきだ」と指摘した。

また、ブランシャール氏は「現(xiàn)在新興國は成長が好調(diào)だが、先進(jìn)國の回復(fù)は緩やかだ。世界経済が二番底に陥る可能性は大きくないが、現(xiàn)段階での各國の協(xié)調(diào)と協(xié)力は、危機(jī)の最も深刻だった時(shí)期より重要だ」と強(qiáng)調(diào)した。

ワシントンに本部があるIMFは6日、2010年秋の「世界経済見通し」をまとめた。この報(bào)告は、今年と來年の世界経済の成長率がそれぞれ4.8%と4.2%だと予測している。また、今年の成長率を7月予測より0.2ポイント上方修正し、2011年の成長率を前の予測より0.1ポイント下方修正した。

「中國國際放送局　日本語部」 2010年10月8日