【新華社南寧10月3日】中國(guó)初の陸路國(guó)境総合保稅區(qū)である広西チワン族自治區(qū)憑祥総合保稅區(qū)がこのほど正式稼働し、中國(guó)北部灣地域の東南アジア諸國(guó)連合（ＡＳＥＡＮ）各國(guó)と結(jié)ぶ全方位の立體的保稅物流システムが初歩的に形成された。

昨年、中國(guó)ＡＳＥＡＮ自由貿(mào)易圏が正式に設(shè)置され、雙方の経済?貿(mào)易関係が強(qiáng)まっている。昨年の雙方の間の貿(mào)易額は前年比３７?５％増の２９２７?８億ドルに達(dá)した。２００６年、中國(guó)はＡＳＥＡＮにとって第４位、ＡＳＥＡＮは中國(guó)にとって第５位の貿(mào)易相手となった。昨年には中國(guó)はＡＳＥＡＮにとって最大、ＡＳＥＡＮは中國(guó)にとって第４位の貿(mào)易相手となった。

「広西憑祥総合保稅區(qū)は全國(guó)初の陸路國(guó)境線上の総合保稅區(qū)で、全國(guó)的に海外と切れ目なくつながる総合保稅區(qū)が実現(xiàn)した」、同保稅區(qū)管理委員會(huì)の孫剣秋常務(wù)副主任はこう述べるとともに、中國(guó)とＡＳＥＡＮ各國(guó)は「南寧とシンガポールを結(jié)ぶ経済ルート」建設(shè)に盡力しており、同保稅區(qū)はその最も重要な接合點(diǎn)として、今後、中國(guó)とベトナムおよびＡＳＥＡＮとの陸路交通物流の中心となり、経済?貿(mào)易交流を一層はかると表明した。

中國(guó)とＡＳＥＡＮの間の貿(mào)易量が急増し、強(qiáng)大な保稅物流システムの支えが必要になっている。近年、中國(guó)は北部灣地域で港を中心とする広西欽州保稅港區(qū)、北部灣地域の優(yōu)位産業(yè)を中心とする南寧保稅物流センター、輸出入加工産業(yè)を中心とする北海輸出加工區(qū)を相次いで開設(shè)した。

「憑祥総合保稅區(qū)の稼働で、北部灣地域に対ＡＳＥＡＮ全方位?立體化保稅物流システムの基本的形ができた」、南寧稅関の楊建?稅関長(zhǎng)はこう述べ、同保稅區(qū)は今後、南寧、欽州、北海などの保稅物流パークとともに、中國(guó)西南地區(qū)のＡＳＥＡＮに対し最優(yōu)遇政策をとり、機(jī)能が最も整った保稅物流システムを築き、地域経済の発展をけん引し、中國(guó)とＡＳＥＡＮの間の経済?貿(mào)易交流を促進(jìn)すると表明した。

（新華網(wǎng)日本語）2011年10月4日

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