第110回広州中國輸出入商品交易會（広交會）がこのほど広東省広州市で開幕した。商務(wù)部の王超副部長は開幕式で、ここ數(shù)年來、相互利益を基礎(chǔ)とした協(xié)力関係が、一貫して中國と米國との経済貿(mào)易関係の発展の基調(diào)となっており、雙方がともに努力する中で、中米経済貿(mào)易協(xié)力は世界金融危機の影響からすでに脫し、急成長を?qū)g現(xiàn)させている、と述べた。

同部の鍾山副部長によると、中國が世界貿(mào)易機関（WTO）に加盟してからの10年で、米國の対中輸出は468％増加し、同期の他の貿(mào)易相手先に対する輸出増加率55％をはるかに大きく上回った。現(xiàn)在、米國は中國にとって2番目の輸出市場であり、6番目の輸入源であり、中國は米國にとって3番目の輸出市場であり、1番目の輸入源だ。雙方の投資分野での協(xié)力も迅速な勢いで発展している。過去3年間の対米投資額は2008年が前年比135％増加、09年が同97％増加、10年が同81％増加だった。

また王副部長によると、米國が注目する両國の貿(mào)易不均衡の問題を中國側(cè)は重視しており、極めて効果のある対策を數(shù)多く取っている。米國の対中貿(mào)易赤字問題の解決のカギは、中國からの輸入を制限することではなく、米國の対中輸出を拡大することにある。これは米國で実施中の「輸出倍増計畫」や中國で実施中の輸入の積極的拡大政策の目標(biāo)と一致するものであり、雙方はこのためになお一層、実質(zhì)的な努力を重ねる必要がある。

今回の広交會では初めて輸出展示エリアに米國館が設(shè)置され、これまでよりも多くの米國企業(yè)に優(yōu)れた製品を展示するためのプラットフォームを提供することになった。これにより、さらに多くの米國企業(yè)が中國市場はもとより世界市場でビジネスチャンスをつかむことを後押ししている。

「人民網(wǎng)日本語版」2011年10月17日