シャープ、中國事業を再編 白物家電を強化
シャープ、中國事業を再編 白物家電を強化。 シャープ、中國事業を再編 白物家電を強化
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日本の家電大手シャープは10日、中國區事業の再編を宣言した。中國における白物家電販売を強化し、冷蔵庫?洗濯機?エアコン?空気清浄機を含む健康?環境関連の家電ラインナップを充実させるという。京華時報が伝えた。
シャープ中國は先月、北京に中國事業を統轄する「シャープ(中國)投資有限公司」を設立し、上海にあったシャープ中國區本部を北京に移転することを発表した。シャープはまた、健康?環境、情報通信の2大事業部を設置し、中國市場のニーズに合わせた研究開発體制(製品デザイン、商品企畫、ソフト開発など)を中國で構築する考えだ。
このたび打ち出された白物家電製品は冷蔵庫4モデル、洗濯機2モデル、エアコン2モデル、空気清浄機2モデル。いずれも健康?環境関連の製品だ。
これまで、シャープの中國市場の業務は単一的で、液晶テレビの販売が約7割を占めていた。その次が攜帯電話?電子部品で、冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどの白物家電は少なかった。
液晶テレビ市場が振るわない中、各家電メーカーは業務多元化を通じて市場リスクを防いでいる。これはシャープなど外資ブランドにとって、これまで本國で販売していた白物家電の中國への移転を意味する。シャープ情報通信事業部では將來的に、電子書籍、コンピュータ、電子辭書などの中國市場導入も計畫しているという。
シャープの菅野信行?中國本部長は、「シャープ中國區の販売収入がシャープの日本以外の業務全體に占める割合は年々高まっており、すでに米國市場を上回ってシャープ最大の海外市場となった」と語る。
シャープは「日本で企畫?設計、中國で生産」というこれまでの方式を変え、「地産地消」モデルを打ち出した。菅野氏によると、2011年度のシャープ中國の業務規模は前年比118%増の1兆円に達する見込みだという。
「人民網日本語版」2011年11月12日
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