全日空の旅客機に乗った訪日個人観光第1陣の観光客が2009年7月8日、日本?東京付近の成田空港に到著し、空港で出迎えた日本観光旅行大使のハロー?キティと記念撮影を行なった。より多くの中國人観光客を日本に呼び寄せるために、日本では2009年7月1日から中國人個人観光客向けの観光ビザ発給を開始した。

　2001年11月11日、中國は世界貿(mào)易機関（WTO）に加盟し、観光業(yè)を含むWTO加盟の約束に合意した。この10年を振り返ると、中國は約束を全面的に履行し、より多くの外國の航空會社や獨資旅行會社が次第に中國に進(jìn)出しただけでなく、中外合資経営の旅行會社もここ數(shù)年、中國國內(nèi)で海外旅行業(yè)務(wù)の取扱いを開始し、中國公民も海外旅行でより多くの選択肢を持つようになった。

　中國観光研究院が今年4月12日に発表したデータによると、中國の公民の自費による海外旅行の目的地は140の國家?地區(qū)におよび、正式に開放された目的地は110に達(dá)している。これはWTO加盟當(dāng)初の17の國家?地區(qū)を大きく上回るものだ。また國家観光局の統(tǒng)計によると、2001年の中國公民の出國人數(shù)はのべ1213萬3100人、そのうちツアー団による出國観光者の総數(shù)がのべ369萬5300人だった。これが2010年には出國人數(shù)がのべ5738萬6500人、旅行會社が組織した観光による出國観光者の総數(shù)がのべ1663萬8800人まで増加している。アジア第1の観光客源で、世界で最も発展スピードが速い海外旅行市場を持ち、中國人はますます遠(yuǎn)くまで出かけるようになった。

　國家観光局の邵敘?偉局長は2010年に、外商投資の旅行會社の中國公民向けの出國観光業(yè)務(wù)経営について、一部地區(qū)での先行モデル事業(yè)を行なうと表明。外資開放が中國の観光業(yè)にもたらす影響について邵局長は、一定の段階、特に開放當(dāng)初にはある程度の挑戦はあるが、利益のほうが弊害より大きいと述べた?！?0年の改革?開放及びWTO加盟10年近くの経験の蓄積を経て、中國の旅行會社には一定の能力が備わっていると信じている」