「異常」な回復
2月25日、100人ほどの住宅見學グループが、北京大興區にある住宅地「金地仰山」にあるマンションの內見に訪れた。「ただ見に來ただけ」という人ばかりでなく、1平方メートルあたり1萬4500元という大特価で売り出されたため、その場で數十件の取引が成立した。
このような狀況は、北京の不動産業界では珍しくなく、値下げを行なったマンションは、皆揃って2月末に取引の最盛期を迎えた。
北京不動産協會の陳志秘書長は、「規制する狙いは、不動産購入の硬直的な需要を守るためであり、現在の不動産政策の微調整もこのためである」と述べた。現在、北京の値下げされた不動産は大幅に取引件數が増加しており、硬直的な需要は春節を過ぎてから、徐々に発散されたといえよう。