第4回中米戦略?経済対話が5月3日に始まった。中米両國の産業の相互補完や協力をいかに切り開いていくかが対話の重要議題となる。
◇中米両國の産業間の相互補完性は協力が基礎
中國の産業は総體的に工業経済時代にとどまっているが、米國はすでに知識経済時代に入っている。両國の産業構造は明らかに相互に補うことができる。米國のハイテク製品、農産物、高品質な消耗品、グローバル?バリュー?チェーンは中國の軽工業や紡績?アパレル、機械設備や設備製造業、バイオテクノロジー、電子製品と補完的な産業の関連性を持つことができる。
(1)中米両國の先天的な相違が雙方の商品とサービス貿易に利益をもたらす。例えば、中國の労働力は米國の5倍以上、平均年収は米國の10分の1。これが中國の対米輸出は労働集約型製品中心、米國からの輸入は技術や資本集約型製品中心である所以で、各自が自らの貿易利益の基本構造を持っている。米國國際貿易委員會がかつて中國のハイテク製品の貿易黒字を調べたところ、90%以上がグローバル企業內部の貿易黒字だった。