第4回中米戦略?経済対話が、5月3-4日に北京で開催された。同対話は、今年の中米間の重要な交流となる。
同対話に注目と期待が集まっている主な理由は下記の通り。
1.前3回の対話が成功を収め、中米関係に活力を注いだ。
2.中米関係は現在、全體的に見て安定的な発展を維持しているが、顕在化した問題も存在する。戦略的な意見交換にせよ、実質的な提攜にせよ、解決が待たれる問題が多くある。
中米関係の発展は平坦な道のりではなく、安定の中に変動が、前進の中に意見の不一致があり、この狀況が中米関係の常態であると言えるほどだ。これらを背景としながらも、中米両國間の実質的な対話が成果を収めることができるのはなぜか。
40年間の発展を経て、今日の中米関係は成熟に向かっている。雙方の利益の融合、提攜の明るい見通し、複合的対話枠組みは、さまざまな障礙を制御下に置いている。提攜の主な流れが、両國関係の発展の方向性を示している。
中米関係の発展は、相互信頼?問題解決の過程である。提攜すれば互恵関係を築くことができるが、爭えば雙方の利益が損なわれる。相互信頼により前進し、邪推すれば後退する。この道理は、中米両國で認められている。しかしながら、両國関係の複雑性?深刻性?戦略性が常にもつれ合っている。過去の慣例による障礙、利益の対立が、雙方の戦略的互恵関係を妨げている。
両國の首脳が合意した、相互尊重?互恵関係に基づく提攜パートナーシップの構築は、長期的な視點を持ち、意見の食い違いを解消し、共同認識を強化する必要があり、智慧?理性?勇気が不可欠だ。実質的な対話は、戦略的な判斷ミスの解消、両國間の摩擦に対する建設的な解決法の、効果的な手段である。