2012年7月1日より、中國(guó)は新たな『生活飲用水衛(wèi)生基準(zhǔn)』を施行する予定である。古い國(guó)家基準(zhǔn)に比べ、飲用水の安全保障面において、新たな國(guó)家基準(zhǔn)は主に以下の3つの特徴がある。一、水質(zhì)の有機(jī)物、微生物、水質(zhì)消毒などに関する要求を強(qiáng)化。二、都市と農(nóng)村の飲用水衛(wèi)生基準(zhǔn)を統(tǒng)一。三、飲用水の基準(zhǔn)の國(guó)際的基準(zhǔn)への一致を基本的に実現(xiàn)。新たな國(guó)家基準(zhǔn)は初めて、生活飲用水に関する定義を「人々の日常生活の飲用水と生活用水」であると明確に示した。特に「生活用水も基準(zhǔn)に適合するべきである」ことを明確にした。

資料によると、人體が皮膚を通して接觸し、吸収する水中物質(zhì)は、水中物質(zhì)全體の60%前後を占めるのに対し、飲用によって吸収する水中物質(zhì)の割合はたった20%か30%である。つまり、長(zhǎng)期的に安全でない水に接觸していた場(chǎng)合、人體に健康被害を及ぼす可能性があるということだ。それにもかかわらず、この點(diǎn)は長(zhǎng)年、疎かにされてきた。そのため、新しい國(guó)家基準(zhǔn)の実施は、飲用水の人々が飲用した場(chǎng)合と生活用水として接觸した場(chǎng)合の雙方の安全性を保障するものである。

改正後の新基準(zhǔn)のうち、最も変化が大きいのは検査?測(cè)定指標(biāo)が35項(xiàng)目から106項(xiàng)目に増えたことである。

中國(guó)疾病予防制御センター（CDC）環(huán)境?健康関連製品安全所水室の張嵐主任は、「新基準(zhǔn)は概ね世界保健機(jī)関（WHO）、歐州連合（EU）、アメリカ、日本などの國(guó)際機(jī)関及び先進(jìn)國(guó)の水質(zhì)基準(zhǔn)と一致するものである」と説明した。

「中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版（チャイナネット）」2012年5月14日