中國石炭工業(yè)協(xié)會の王広徳副會長は２６日、當(dāng)面石炭企業(yè)は経営圧力の増大、売上不振、コストの増大、商品代金回収難問題、企業(yè)の売り掛け金?引受手形の大幅増などの問題に直面しているとした上で、石炭市場の低迷は短期的なもので、第４四半期に石炭価格が上昇軌道に乗るとの見方を示した。２７日付中國証券報が伝えた。

◆需要不足で在庫調(diào)整続く

「在庫調(diào)整が２カ月以上続いているが、石炭の在庫はまだ多い。電力需要、特に火力発電需要の不足は主な原因だ。東部の一部地域で、火力発電ユニット４基中、１基しか稼動していない発電所もある」。中國電力企業(yè)連合會燃料研究會の解居臣會長によると、上半期、國內(nèi)の電力需要には明らかな減速傾向が見られている。全発電ユニットの稼動時間數(shù)が前年同期比２５時間の減少となった。水力発電ユニットの稼動時間數(shù)が４７時間上昇した一方、火力発電ユニットの稼動時間數(shù)は１１３時間減少した。

また、統(tǒng)計(jì)データでは、重點(diǎn)発電所の発電用石炭消費(fèi)量の伸びが供給量の伸びを下回っている。具體的に見ると、上半期、重點(diǎn)電力企業(yè)への発電用石炭供給量は前年同期比２．５％増の６億７３００萬トンだったが、消費(fèi)量は同１．７％増の６億６１００萬トンにとどまった。６月末現(xiàn)在、電力企業(yè)の石炭在庫は２７日分と、７―１５日分の合理的在庫水準(zhǔn)をはるかに上回っている。

中國石炭工業(yè)協(xié)會の推計(jì)では、上半期の全國の石炭消費(fèi)量は２．８％増の１９億７０００萬トンで、伸び率は前年同じ時期より６．６縮小した。２０１２年の通年の需要量については、３５―３６億トンになると予測された。

石炭需要の減少傾向に反して、供給能力は比較的速い伸びを示している。これについて、石炭開発投資の過熱化が背景にあると指摘されている。

「十一?五（第１１次五カ年計(jì)畫期、２００６―２０１０年）」期間中、石炭開発関連の固定資産投資は１兆２５００億元に膨らみ、２０１２年上半期は前年同期比２３％増の２１０３億元と投資の減速傾向が見られてない。王広徳副會長よると、石炭業(yè)自身の投資のほか、電力、機(jī)械、タバコなど１７の業(yè)種から石炭投資が行われている。

解居臣氏は、國の経済成長狀況と発電ユニットの稼働狀況から、２０１２年通年では、全國の発電用石炭消費(fèi)量が２０１１年より約１億５０００萬トン多い２０億トン―２０億５０００萬トンとなり、おおむね増加傾向が維持されるとの見通しを示した。「２０１２年の全國の石炭総生産量は２０１５年末の生産能力目標(biāo)に相當(dāng)する４２億トンに達(dá)し、生産能力の過剰が石炭価格の上昇を抑えている」と解居臣氏は見ている。