中日韓3カ國は山東省青島市で8月21日、自由貿易協定(FTA)締結交渉開始に向けた事前の実務協議を開催した。山東省委員會常務委員、青島市委員會書記の李群書記、中國商務部の兪建華次官補、日本外務省の西宮伸一審議官、韓國外交通商部の崔京林副部長が、中日韓代表団を率いて同協議に出席した。人民日報海外版が伝えた。
3カ國の代表団の団長は発言の中で、「世界経済低迷?地域経済一體化による大きな変化を背景とし、中日韓3カ國は提攜を強化して困難を克服し、東アジア経済一體化を促し、世界経済の回復に積極的な貢獻を成し遂げるべき」と強調した。
◆日韓企業、8月に青島を訪問
日本最大の総合商社、三菱商事(青島)有限公司の手代木和人総経理は8月20日に青島董家口経済區を視察し、青島市とのさまざまな提攜の推進について検討した。
韓國コーロングループの傘下企業、コーロン水務能源公司の関係者は、8月15-16日に青島市を視察し、水処理施設の建設、汚水?廃棄物処理等の環境保護プロジェクト、運営?管理等の提攜について協議した。
ソニー生命保険株式會社北京代表所の関係者は8月15日に青島氏を訪問し、提攜推進の可能性を模索した。
韓國現代商船株式會社の関係者は8月15日に青島董家口経済區を視察し、生鮮食品?冷凍食品の物流に関する提攜を促進した。