中國の「九一八事変」記念日にあたる9月18日、中國國內(nèi)の多くの日系企業(yè)は、反日デモによる攻撃を避けるためにそろって操業(yè)を停止した。ソニーやキャノンなどの一部企業(yè)は19日に操業(yè)を再開したが、ライオンなどは引き続き停止し、再開時期もまだ決まっていない。
日本の共同通信社は18日、中國國內(nèi)の家電、自動車、流通分野の日系企業(yè)が操業(yè)停止時期を19日以降まで延ばすことを検討していると伝えた。
中國との緊張狀態(tài)の利益への影響が懸念され、一部企業(yè)の株価は大幅に低下した。操業(yè)を再開する企業(yè)もあるが、引き続き操業(yè)や営業(yè)を停止するという情報(bào)も多くあり、中でも小売業(yè)でその傾向が目立つ。
建築機(jī)械メーカーの小松製作所は18日、中國國內(nèi)の6カ所の工場のうち3カ所が操業(yè)を停止していることを明らかにした。工場はいずれも山東省にあり、掘削機(jī)、フォークリフトとそのキャタピラなどを主に製造する。同社の中國支社の従業(yè)員は、「工場は安全面を考えて従業(yè)員に休暇を與えただけで、操業(yè)停止ではない」と話した。
中日間の航空旅客輸送にも影響
全日空は、中國と日本で販売された団體用航空券のキャンセルが相次ぎ、予約は大幅に減少し、日本から中國を訪れるビジネス旅行にも影響が出始めていると明かした。同社の統(tǒng)計(jì)によると、航空券のキャンセル件數(shù)は2010年に中日間で問題が発生した時の規(guī)模に迫っている。
日系企業(yè)の売上げとイメージに一時的な影響も
格付け機(jī)関のフィッチ?レーティングスは、日系企業(yè)の中國市場での売上げとイメージに影響する恐れもあり、少なくとも一時的な影響はあると見ている。売上げへの影響の程度については予測が難しいとしている。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2012年9月19日