2011年に海外旅行をした中國人は延べ7025萬人。行き先の68%は香港とマカオだが、その他の代表的な旅行先は韓國、臺灣、マレーシア、日本、タイ、米國、ベトナム、シンガポール。世界観光機関(UNWTO)の報告によると、2011年に中國人観光客が海外で消費した額は726億ドル(約5兆8080億円)で、ドイツ人観光客843億ドル(約6兆7440億円)と米國人観光客791億ドル(約6兆3280億円)に次ぐ額となっており、過去2年とも連続で30%前後も増えている。
中國人観光客の消費が最も多い旅行先は米國で、米観光局の統計では2011年に米國を訪れた中國人観光客の平均滯在日數は23日、平均支出額は6240ドル(約50萬円)となっており、外國人観光客全體の平均支出額を大幅に上回っている。