私見であるが、東北地區や華北、華中の穀倉地帯で近代化モデル地區をつくり、十三億の民の食の問題を完全に解決しておけば、小康生活の実現に向かってどんどん前進することが可能となるのではないか。

都市化の逐次実現によって、農業に従事する人たちが適切な規模になれば、農業の近代化は不可欠となる。

耕作、刈りいれ、貯蔵加工のプロセスを機械化する科學知識によって武裝された農業生産従事者を育成し、食の安全を確保することで、國全體の前進のテンポを速めることである。