外需の回復、特に歐州経済の改善に支えられ、2013年1―2月、中國の輸出は急速に成長し、幸先の良いスタートを切ることができた。輸入の伸びは緩やかではあるものの、2012年年末の穏やかな回復傾向を保っている。全體的に見て、2013年の中國の対外貿易は2012年より大きく改善する見通しである。15日付中國証券報が伝えた。
今、中國の対外貿易の発展が直面している內外の環境は依然複雑で厳しく、多くの不確定要素に満ちている。
対外貿易にとってのプラス要素は三つある。先ず、世界的に経済、貿易、投資が底を打ち、回復に向かう傾向がますます明らかになっており、外需の更なる改善が期待できる。2月、米非農業部門雇用者數が前月比23萬6000人増加し、失業率は7.7%、1月の7.9%から低下し、約4年ぶりの低水準となり、アメリカの雇用狀況が予想以上に好調であることがわかる。米経済の改善が徐々に明確になるにつれ、政府と企業の自信もより一層強くなっている。中國の対外貿易の外部環境は明らかに改善されており、特に輸出は今後更に強力な支えと牽引力を得られる見通しだ。