中國國務院の李克強総理は20日午前、新しい國務院メンバーの第1回全體會議を開き、重要談話を発表した。會議では、國務院新指導部の分業體制と國務院の設置機関が発表され、「國務院作業規則」が承認された。また、政府の活動に関する取り決めが行われ、新指導部の全面的な責任履行が開始した。22日付中國証券報が伝えた。
李総理は「これまでの5年間、胡錦濤同志を総書記とする共産黨中央委員會の指導の下、中國の各事業は著しい成果を挙げてきた。政府は溫家寶同志の指導の下、膨大な作業に取り組み、急速な進展を成し遂げた。これらのことは全て、今後の発展にとっての素晴らしい基盤である。新指導部の5年間の任期は、中國が全面的小康社會(ややゆとりのある社會)の実現を推進することにとって、決定的な意義を持つ5年間である。中國が近代化の目標に近づけば近づくほど、リスクと難題はより多く、より大きくなる。我々はプラスとなる條件を見極めると同時に、複雑な情勢と困難な課題も把握する必要があり、自信、勇気、知恵、粘り強さ、持久力を持って、成果を挙げるという強い意志の下、共通認識をより良く結集し、責任ある真摯な態度で新政府の活動に取り組み、各民族の人々の信頼と期待を裏切ることがあってはならない」と述べた。