國務(wù)院は27日、「中國(上海)自由貿(mào)易試験區(qū)全體案」を発行した。上海市外高橋保稅區(qū)など4つの稅関特別監(jiān)督管理區(qū)域、計(jì)28.78平方キロメートルの土地に中國大陸初の自由貿(mào)易試験區(qū)が設(shè)立される。
中國経済の発展が高品質(zhì)化、効率化の第2段階に入ったとすれば、上海自由貿(mào)易區(qū)がその試験區(qū)となる。ここでの投資貿(mào)易の便宜性、通貨交換の自由、監(jiān)督管理の高効率化?便宜化、法的環(huán)境の規(guī)範(fàn)化といった方向性がこの國の新たな開放度、改革の新たな見本として示される。
(1)ネガティブリスト:貿(mào)易の便宜性を高めるための管理へ
「ネガティブリスト」は上海自由貿(mào)易試験區(qū)內(nèi)の典型的な制度革新で、投資分野での「禁止項(xiàng)目以外はすべて可能」という原則が體現(xiàn)、つまりリストにある禁止規(guī)定以外は何でもできる上、政府の事前審査も必要ない。
金川邁科金屬資源有限公司は上海自由貿(mào)易試験區(qū)內(nèi)に登録した大口商品を取り扱う企業(yè)。羅盛璋擔(dān)當(dāng)者は、「海外進(jìn)出の意欲が強(qiáng)い企業(yè)は非常に多いが、投資審査などで多くの規(guī)制を受ける。國際環(huán)境の変化のスピードは早く、政府部門の手続きを待っていたら投資のチャンスを逃してしまう。今後試験區(qū)で投資審査制を登録制に変更できれば、中國企業(yè)のグローバルな資源配分の一助になる」と話す。
「ネガティブリスト」制度採用後は政府の事前審査権力は弱まり、事中?事後の監(jiān)督管理能力強(qiáng)化が必要となる。