このほど海外の専門家を集めた新春座談會において、李克強総理は「中國という世界2位の経済體にとって、すでに膨大な規模となっているGDPが7.7%という高めの成長率を記録したことは容易でなく、世界の主要経済體の中にも例を見ない」と指摘した。
中國銀河証券の左暁蕾首席総裁顧問も新華網の取材に応じた際に、「7.7%という成長率は、中國経済の潛在的な成長率と予想に合致している。経済成長率の変化は必然的だ。中國は10年間に渡り高度成長を維持しており、GDPが拡大を続けてきたからだ。2桁以上の成長率は維持できなくなったが、依然として高い成長率が期待できる」と分析した。
過去一年間に渡り、中國経済は逆境の中で前進することができた。これほどの成長率が実現されたことは、容易なことではない。世界経済は2013年に緩慢な回復の段階にあった。IMFのデータによると、世界経済の成長率は2.9%のみで、2012年の3.2%を下回った。そのうち先進國の成長率は1.2%、新興國?開発途上國の成長率は4.5%で、2013年の世界貿易の成長率も楽観視できない。しかしこのような環境の中でも、中國の対外貿易は新たな階段を駆け上った。中國の2013年の輸出入総額は4兆1600萬ドルで、為替要素を差し引くと7.6%増となり、2012年の6.2%という増加率から上昇した。