中國上場企業による２０１３年度決算報告の発表はピークを迎えている。２７日現在、Ａ株市場で２０１３年度決算報告を発表した上場企業は１０４１社となった。調査會社ｗｉｎｄのデータによると、これら企業の２０１３年の営業総収入は前年比８．７８％増の１４兆６８００億元となり、２０１３年第１―３四半期の３四半期連続の業績改善に続き、中國上場企業全體の業績はさらに伸びた。２８日付中國証券報が伝えた。

しかし、Ａ株市場上場企業が全般的に好転していると同時に、異業種間企業業績の分化も激化しつつある。周期性の強い伝統業種は依然として生産能力過剰の影響を受けており、食品、飲料、飲食、小売業は消費構造の調整を背景に利益が低下している。一方で、ＴＭＴ（情報?メディア?通信）、自動車業は経済のモデル転換が進む中、高い景気度を維持している。

「中國証券報」より　2014年3月27日