▽改善される國內免稅システム
中國免稅品(集団)有限責任公司の新疆維吾爾(ウイグル)自治區霍爾果斯市で、8月下旬に新型免稅店がオープンし、北西地域初の免稅ショッピングセンターとなった。これまでの隔離された出入國エリアにある従來型の免稅店と異なり、この新型免稅店を利用できるのは出入國者に限らず、新型免稅店を擁するパークを出入りするビジネス関係者、視察関係者、観光客、従業者も利用が可能で、対象が拡大し、買い物の頻度や限度額も引き上げられ、一人あたり一日8千元まで買い物することができ、その場で商品を受け取ることもできるようになった。
中國國旅海棠灣免稅ショッピングセンターが9月1日に海南省三亜市でオープンし、単體の免稅店としては世界最大規模のものになった。センターを運営する中國免稅品(集団)有限責任公司によると、このセンターの商品価格は香港地區より安く、國內のその他の都市を最大で30%下回る。今後は中國の二線都市や三線都市の観光客を呼び込むことが予想されるという。
業界の専門家はこうした事例を踏まえ、「中國の免稅ショッピングシステムは継続的に改善されており、今後はより多くの観光客を引きつけて國內での消費を促していく」との見方を示す。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年9月17日